2010年9月13日月曜日

山ガールならぬ、山ダッド、山マム

先日、実家に電話した折
母の口から「マチュピチュ」という言葉が発せられました。


母は、隣に住む兄夫婦の子どもたちと
家庭菜園を楽しむ67歳。
もうすっかり、おばあちゃんという呼び名も板についた年齢です。

「マチュピチュにお父さんと山登りに行くけんね」
マチュピチュは確か南米にあったっけな?と頭を巡らせている私にさらに
「山登り」の!?なキーワード。


そうです、そうでした。ここ5〜6年ほど、私の両親はトレッキングを
共通の趣味としていてあちこち旅行がてら、登山をしています。
今回は、親しくしている山のガイドさんのお誘いとか。

なんだなんだ、私が子どもの頃は我が家は
海外旅行の余裕なんてない家庭だったよね、お母さん。
しかし、団塊世代が一番自由なお金を持っているっていうのは
本当だなぁと実感しながら、その日は電話を切りました。


帰国後、「どうだった?マチュピチュ?」とたずねると
「砂漠ばっかいたい」「あっちの家は屋根のなかとよ」
「!?」
なかなか面白いコメントだったので、今度の帰省の折に
しっかり、聞く事にして、今回はスルー。
しかし、初めて体験する事ばかりで、旅を満喫した様子。その電話で、母は最後に
「もー海外はよかごた、もう無理んごた」(海外はもういい、もう無理だ)
「でも、スイスは別ばってんね♪」
「・・・」
まだまだ、元気いっぱいの父と母に「不景気」の風は
ふいていなかったのでした。









写真はお土産のペンダントトップ。
アルパカ?がキュート♥

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